トリビア

先日、トリビアは英語の"trivia"が語源と書いたが、
実は、中国語の"賭理美吾(トリビア)"が語源だということが書かれたものを発見。

賭理美吾
古代中国。文官をはじめとする知識人達が、お互いに自分の持つ知識を披露し合い
博学さを競い合ったとされるのがこの賭理美吾(とりびあ)と呼ばれる遊戯である。
どちらが博学であるか、といった判定は宮中の兵卒による多数決で決められ、
特に博識な者は皇帝から「博学さは黄金にも勝る人間の宝だ」と称えられ、黄金脳という称号を与えられた。
ちなみに、黄金脳の称号を得た者の代表として、太 孟利(た もうり)の存在が挙げられる。
当初、賭理美吾は知識人達による学問をはじめとした内容を披露するものであったが、
時が経つにつれ庶民の中にも賭理美吾を行う者が現れ、後々の時代になると低俗化が進み、
全く有用性の無い知識が披露される事も少なくなかった。
賭理美吾は貿易商人を通じてヨーロッパにも広まり、この賭理美吾を語源としてtriviaという単語が生まれた。


真実は、どれだろう・・・情報化社会で情報に踊らされている自分でした。